20日午前、福岡県柳川市で倉庫の上で改築作業をしていた70歳の男性が屋根を踏み抜き、4.4m下のコンクリートの床に転落しました。
男性は病院に運ばれましたがその後、死亡しました。
20日午前9時前、柳川市大和町塩塚の倉庫で改築作業を行っていた男性から「高さ4mの屋根の上から男性が転落した」と救急通報がありました。
転落したのは熊本県南関町に住む田口誠也さん(70)で病院に運ばれましたが後頭部などを強く打ったことによる急性硬膜下血腫のため約5時間半後に死亡が確認されました。
警察によりますと、田口さんは、倉庫の改築にともなう測量のため、工事を行う会社から依頼を受けて別の男性と一緒に高さ約4.4メートルの屋根に上っていて、ヘルメットを着用しておらず、命綱もつながれていませんでした。
警察は、事故に至った経緯について詳しく調べています。