20日午前、福岡市中央区の住宅で全身にやけどを負った状態で見つかりその後死亡が確認された女性について、警察は、この家に住む89歳の女性であることを明らかにしました。
20日午前10時すぎ、福岡市中央区笹丘にある住宅の近くに住む人から「『火災です』とアラームが鳴っています」と119番通報がありました。
警報が鳴っていた住宅から火は出ていなかったものの、駆けつけた消防と警察が住宅の台所で全身にやけどを負った女性が壁にもたれかかっているのを発見。
女性は病院に運ばれましたが約1時間半後に死亡が確認されました。
遺体の身元の確認をすすめていた警察は、死亡した女性がこの家で1人暮らしをしていたととみられる無職・瓦道子さん(89)であることを明らかにしました。
警察によりますと瓦さんのそばに火のついたガスストーブが確認されていて、ストーブの火が瓦さんに燃え移ったとみられています。