ウソのもうけ話を持ち掛け、元職場の同僚の女性から約100万円をだまし取ったとして逮捕されていた61歳の無職の女性について、福岡地検小倉支部は、起訴しないことを決めました。
無職の女性(61)は2024年5月、北九州市小倉北区の飲食店で、元職場の同僚の女性(当時64)に「デパートで商品券を高く買い取ってもらって差額で儲かる」などとウソのもうけ話を持ち掛け、自身の銀行口座に99万7500万円を振り込ませ、だまし取ったとして詐欺の疑いで逮捕されていました。
女性は警察の取り調べに対し、「ウソをついてお金をだまし取ったことは間違いありませんが、お金は全額返済するつもりでした」と容疑を一部否認していました。
福岡地検小倉支部はこの女性について1月20日付で起訴しないことを決めました。
不起訴の理由について福岡地検小倉支部は、「諸般の事情を総合的に考慮した」とコメントしています。