福岡県内の保育施設で、ノロウイルスとみられる集団感染の報告が相次いでいます。
福岡市では園児など14人が、北九州市では園児30人がおう吐や下痢の症状を訴えています。
福岡市によりますと中央区の保育施設では、21日までに1歳から4歳までの園児13人と30代の職員計14人におう吐や下痢の症状が出ました。
このうち、2歳の女の子からノロウイルスが検出されています。
また、北九州市小倉南区の保育園では、20日までに0歳から6歳までの30人の園児におう吐や下痢の症状が確認され、このうち1人からノロウイルスが検出されました。
重症者はおらず全員快方に向かっているということです。
ノロウイルスは、汚染された二枚貝を十分加熱せずに食べることなどにより感染し、人から人へ感染が拡大します。
保健所は、食事の前やトイレの後には必ず手を洗うよう呼びかけています。