20日夜、福岡県北九州市で住宅が全焼した火事で、焼け跡から見つかった男性1人の遺体は、当時、連絡がとれなくなっていたこの家に住む91歳の男性だったことがわかりました。
20日午後6時半ごろ、北九州市小倉北区黒原にある松田文夫さん(91)と50代の娘が住む住宅から火が出ました。
火は約5時間半後に消し止められましたが、2階建ての住宅が全焼し、焼け跡から男性1人の遺体が見つかりました。
その後の捜査で、見つかった遺体の身元は連絡がとれなくなっていた松田文夫さん(91)だったことが判明し、警察が22日、明らかにしました。
50代の娘は当時外出していてけがはなかったということです。
警察と消防は引き続き、火が出た原因について調べを進めています。