福岡市で当時83歳の女性の自宅から腕時計などを盗んだとして、自営業の44歳の男ら3人が22日、逮捕されました。
男らは、「家に行ったのは間違いないが、買い取った記憶しかありません」などと容疑を否認しています。
窃盗の疑いで逮捕されたのは、住所不定の自営業・松元和也容疑者(44)、愛媛県松山市の会社員・酒井駿斗容疑者(26)、大阪市淀川区の会社員・咲間皓太容疑者(27)です。
松元容疑者らは共謀し、去年4月29日、福岡市城南区にある女性(83)の自宅を訪問し、女性の腕時計3点と、ケース1点(時価合計約210万相当)を盗んだ疑いが持たれています。
警察によりますと、松元容疑者らは、買取業者として女性宅を訪問していて、バッグやスカーフなどを買い取っていました。
女性が腕時計が無くなっていることに気付き、警察に通報。
防犯カメラの映像などから、松元容疑者らの犯行の疑いが浮上したということです。
取り調べに対し、全員が否認していて、松元容疑者は、「家に行ったことは間違いないが、買い取った記憶しかありません」などと話しています。