去年10月、福岡市西区にある自宅で同居する交際相手の2歳の娘の顔をたたき、けがをさせたとして21歳の自営業(自称)の男が逮捕されました。
2歳の娘は三つ子のきょうだいの1人で3人全員の体にあざが確認されているということです。
傷害の疑いで逮捕されたのは、福岡市西区に住む自営業(自称)・山本隼也容疑者(21)です。
山本容疑者は去年10月17日ごろ、福岡市西区にある自宅で同居する交際相手の娘にあたる2歳の女の子の顔をたたき、けがをさせた疑いが持たれています。
2歳の娘は左のほほに軽傷を負いました。
山本容疑者は、交際相手の女性と女性の3人の子供(三つ子)の計5人で暮らしているということです。
事件は、山本容疑者と交際相手の元夫との間の養育費をめぐるトラブルの通報を受け駆けつけた警察に元夫が”山本容疑者が娘を虐待している”という趣旨の話をしたことから発覚。
3人の子供の関係先への捜査や記録などを調べた結果、2歳の女の子に対する傷害事件への関与が浮上したということです。
取り調べに対し山本容疑者は「しつけで叩いただけです。いつの話とかどういう状況であったのかは覚えていません。ただ、今までにしつけで何回も叩いたことは事実です」などと話し、容疑を認めているということです。
けがをした2歳の女の子を含む三つ子の子供たちの体にはあざなどが確認されていて警察は、山本容疑者が3人の子供たちに日常的に暴行を加えていたとみて、調べています。