タレントの中居正広さんの女性トラブル報道とフジテレビの対応をめぐる問題で、福岡市の九電工とふくおかフィナンシャルグループもフジテレビ制作の番組でのCM放映を差し止めることを決めました。
また、西鉄は、フジテレビが制作した番組への出稿を見送ることを決めました。
福岡市に本社を置く企業では、22日までに、九州電力と西部ガス、JR九州がCM放映見送りを決めています。
九電工は22日までに、フジテレビが制作した全ての番組でCM放映を当面、見合わせることを決めました。
すでに契約済みのCMについてはACジャパンに差し替え、新たなCMの契約も当面の間、見合わせるということです。
ふくおかフィナンシャルグループも23日、フジテレビが制作した全ての番組でCM放映を当面、見合わせることを決め、24日からACジャパンに差し替えます。
また、西鉄も23日、フジテレビ制作の番組については、出稿を見送ることを決めました。
「コンプライアンス基本方針に反する恐れあり」としています。
タレントの中居正広さんの女性トラブル報道とフジテレビの対応をめぐる問題では、九州電力が21日、「コンプライアンスを重視した」として、フジテレビが制作した全ての番組でCM放映を当面、見合わせることを決めています。
また22日には、西部ガスとJR九州もフジテレビ制作の番組でのCM放映を見合わせることを決めました。
西部ガスは「一連の報道を踏まえて、フジテレビの説明不足と会社全体のコンプライアンスの懸念を重視し総合的に判断した」とコメントし、JR九州は「自社の人権基本方針に反する疑いがあることも含めて総合的に判断した」としています。