23日朝、福岡市中央区のマンションの一室から火が出て、この部屋に住む80代の夫婦が死亡しました。
23日午前6時半前、福岡市中央区浄水通にある6階建てのマンションの周辺にいた人たちから「5階部分から白煙が出てベルが鳴っている」と消防に通報が相次ぎました。
火は約3時間後に消し止められましたが、火元の1室が全焼しました。
この火事で火元の部屋に住む川島時夫さん(87)と美智子さん(84)の夫婦が病院に運ばれましたが、その後、死亡が確認されました。
警察によりますと火が出た原因はわかっていませんが、寝室として使われていた和室が激しく燃えていたということです。
現場は、地下鉄・薬院大通(やくいんおおどおり)駅から南西に約500メートル離れた住宅が建ち並ぶ場所で、警察と消防が火が出た原因を詳しく調べています。