24日未明、福岡県糸島市の空き家に侵入し、指輪など計29点を盗んだとして、自称派遣社員の男(50)が逮捕されました。
24日午前3時半ごろ、糸島市などで相次いでいた空き巣の容疑者として浮上していた男の車が、糸島市志摩師吉の空き家の前に止まっているのをパトロール中の警察官が発見しました。
警察官が空き家から出てきた男に声をかけたところ、空き家に侵入し、指輪や記念硬貨など計29点を盗んだことを認めたため、その場で逮捕しました。
住居侵入と窃盗の疑いで現行犯逮捕されたのは、糸島市高田の自称派遣社員・石井寿人容疑者(50)です。
警察によりますと石井容疑者は、窓の鍵付近をバールで割って、空き家に侵入していたということです。
石井容疑者は取り調べに対し、「事実の通り間違いありません」と容疑を認めているということです。
警察は似たような手口の空き巣被害が糸島市と福岡市城南区で相次いでいることから、石井容疑者が関与している可能性もあるとみて、捜査を進めています。