今月17日未明、福岡県春日市で無免許で原付バイクを運転して車に衝突し、車を運転していた38歳男性にケガをさせたにもかかわらず、現場から逃走したとして高校1年の男子生徒(15)が逮捕されました。
無免許過失運転傷害と道路交通法違反(救護義務等)の疑いで逮捕されたのは、福岡県春日市に住む高校1年の男子生徒(15)です。
男子生徒は、今月17日午前0時半すぎ、春日市須玖北の県道で無免許で原付バイクを運転して対向車線の軽乗用車に衝突。
軽乗用車を運転していた38歳の会社員男性の首に全治10日の軽傷を負わせたにもかかわらず、そのまま逃走した疑いが持たれています。
警察によりますと、男子生徒は事件の前に福岡市南区の交差点で信号を無視していて、パトカーに約1・5キロにわたり、追跡されていたということです。
周辺の防犯カメラやドライブレコーダーの映像を調べるなどの捜査の結果、男子生徒の関与が浮上しました。
取り調べに対し男子生徒は「無免許で原付バイクを運転して事故を起こして、相手にケガをさせてしまったことは間違いありません。また、交通事故を起こした後、相手の人を助けたりせず、届け出もせず、その場から逃げたことも間違いありません」などと話し、容疑を認めているということです。
原付バイクの所有者と男子生徒の間に接点はなく警察は、原付バイクの窃盗容疑も視野に捜査を進めています。