国の重要文化財に指定されている福岡県うきは市の「平川家住宅」で防火訓練が行われました。
28日午前、福岡県うきは市の「平川家住宅」で行われた防火訓練には、消防や地域住民ら約30人が参加しました。
平川家住宅は、江戸時代後期に建てられた茅葺の住宅で、1971年に主屋と納屋が国の重要文化財に指定されました。
訓練では住民たちが消火器を使った初期消火の手順を確認した後、消防が住宅の側に設置された放水銃を作動させました。
参加した住民
「訓練は大事なことだと思います。みんなが共有して分かってもらわないと初期消火ができない」
うきは市の担当者は「訓練を通して防火の意識を高めていきたい」と話しています。