福岡県は29日、新年度の予算案などを発表しました。
災害リスクを予測するシステムの導入費や、赤ちゃんがいる家庭にヘルパーを派遣する費用などが盛り込まれています。
福岡県の新年度予算案は、2025年3月に知事選挙が実施されるため4月から7月までの暫定的な予算で、一般会計の総額で、9669億5700万円となっています。
福岡県 服部誠太郎 知事
「この時期に取りかからないと間に合わない。特に防災関係は出水期を前にしてその前にきちんとやっておく必要がある」
予算案には15時間先の災害リスクを予測するシステムの導入費や、1歳未満の乳児や妊婦がいる家庭にヘルパーを派遣する費用などが盛り込まれました。
また、服部知事や県議会が推進する「ワンヘルス」の関連で、みやま市に整備される「ワンヘルスセンター」の中核施設の建築工事に46億円余りの費用が計上されています。
新年度の予算案などは2月4日に開会する2月議会に提案されます。