日銀の追加の利上げを受けて、福岡県内の地方銀行でも、住宅ローンの変動金利の基準となる「短期プライムレート」を引き上げる動きが広がっています。
今後、住宅の購入などにも影響が出る可能性があります。
日銀は1月24日の金融政策決定会合で、政策金利を0.5%程度に引き上げる追加の利上げを決定しました。
これを受けて西日本シティ銀行は、2025年3月から、住宅ローンの変動金利の基準となる「短期プライムレート」を0.25%引き上げ、普通預金金利を0.1%引き上げると発表しました。
福岡県内ではこのほか、福岡銀行や福岡中央銀行、筑邦銀行が「短期プライムレート」の引き上げを発表しています。
「短期プライムレート」が、引き上げられたことで、住宅ローン契約者の約7割が利用する変動金利も上昇し、負担が増えると見込まれています。