航空自衛隊高良台分屯基地は、部下の隊員の腕をつねってけがをさせた40代の幹部自衛官を停職35日の懲戒処分としました。
停職35日の懲戒処分を受けたのは当時、航空自衛隊高良台分屯基地に所属していた40代の幹部自衛官です。
高良台分屯基地によりますと、幹部自衛官はおととし9月、福岡県久留米市内の飲食店で部下の隊員の腕をつねってけがをさせました。
飲食店では職場の送別会が開かれていて、後日、部下の隊員のけがに気づいた別の隊員が上司に報告し発覚しました。
内部調査に対し、幹部自衛官は当初「覚えていない」と話していましたが、部下の隊員のけがを見て「自分がつねってしまった」などと話しているということです。
高良台分屯基地は「全隊員にさらなる教育指導の徹底を図り同種事案の再発防止に努める」とコメントしています。