29日午後、福岡市博多区の商業施設で、万引きしようとした男を取り押さえた店長がナイフで刺されました。
男性の命に別状はありませんでしたが、警察は58歳の男を強盗傷害の疑いで逮捕。
容疑を認めているということです。
RKB 土橋奏太 記者「利用客で賑わう駐車場ですが、規制線がはられ、警察が鑑識作業を行っています」
29日午後3時前、博多区東那珂の商業施設「フォレオ博多」で、おにぎりなどの食料品を万引きしようする男を保安員の女性が見つけました。
女性が男に声をかけ、施設内の事務所で店長の男性(41)が事情を聞いていたところ、突如、逃走。
男性が駐車場まで男を追いかけて取り押さえたところ、折りたたみナイフで太ももを複数回刺され、駆け付けた警察官が、男を強盗傷害の疑いで現行犯逮捕しました。
男性は意識があり、命に別状はないということです。
逮捕されたのは、現場近くに住む無職・宮永政樹容疑者(58)で、取り調べに対し、「持っていたナイフで刺したことは間違いない」と容疑を認めているということです。
現場は福岡空港から南西に3キロほど離れた場所で、警察が事件のいきさつを詳しく調べています。