福岡県北九州市は家庭から出たプラスチックごみを再利用し、商品化したと発表しました。
全国初の取り組みです。
北九州市の武内市長が発表したのはプラスチックごみから作られた小学生向けの「机の引き出し」です。
市内の家庭から集められたバケツや歯ブラシなどの製品プラスチックをリサイクルして作られました。
北九州市ではおととし10月から製品プラスチックをリサイクル資源として回収していて、その量は年間およそ500トンに上るということです。
今回、市内の事業者が再利用して商品化したもので、全国初の取り組みです。
武内市長は「プラスチックごみが引き出しに変わっていく循環のサイクルを北九州市から発信していきたい」と述べました。
「机の引き出し」は来月からイオン九州の店舗で1つ980円で販売されます。