同じ警察署の部下や同僚に対し机に書類をたたきつけたりゴミ箱を足蹴りしたりするなどのパワハラ行為をした44歳の男性巡査部長が減給の懲戒処分を受けました。
減給10分の1/1か月の懲戒処分を受けたのは、福岡県警の警察署に勤務する44歳の男性巡査部長です。
男性巡査部長は、2023年9月ごろから2024年10月ごろまでの間、書類の記載やデータ入力でミスをした部下や同僚など3人の警察官に「前も言ったやん」「ミス多すぎやろ」「これ違うでしょ」などと言ったり机に書類をたたきつけたりゴミ箱を足蹴りしたりするパワハラ行為をしました。
聞き取りに対し、男性巡査部長は「部下や同僚がミスをすると自分のイライラを抑えることができず厳しく指導した。パワハラに対する自覚が足らなかった。部下や同僚に申し訳ない」と話しているということです。
福岡県警の土谷武紀首席監察官は「深くお詫び申し上げます。職員の指導・教養を徹底し、再発防止に努めます」とコメントしています。