福岡市内の保育施設3か所で、園児と職員あわせて45人が嘔吐や下痢などの症状を訴えています。
ノロウイルスやアストロウイルスによる集団感染とみられています。
博多区と早良区にある保育施設
福岡市によりますと、博多区内の2か所の保育施設と早良区内の保育施設では、今月23日から30日までに園児44人と40代の職員1人が嘔吐や下痢の症状を訴えました。
検査の結果、3か所すべての保育施設で、あわせて7人の園児からノロウイルスが検出され、博多区内の保育施設1か所では、0歳の男児2人からアストロウイルスも検出されました。
ノロウイルスの有効な予防方法
市によりますと予防のためには
「二枚貝などを食べる時は湯通程度の加熱ではウイルスは死なないため
十分に加熱してから食べる」
「調理をするときやトイレの後、食事の前にはよく手を洗う」
「タオルは清潔なものを使用する」
「調理台や調理器具は85℃以上で1分間の加熱
または塩素系漂白剤による消毒が有効」ということです。