国の新型コロナ対策の助成金を不正に受け取ったとして、福岡県久留米市にある結婚式場などの運営会社「アルカディア」の前の社長ら男女5人が逮捕されました。
不正受給額は2200万円に上るとみられています。
詐欺の疑いで3日に逮捕されたのは、久留米市に本社を置き福岡県と佐賀県で結婚式場やレストランを運営する「アルカディア」の前社長、大串淳容疑者ら幹部の男女5人です。
警察によりますと、大串前社長らは、2022年11月、従業員104人のうち97人について、実際には働いたにもかかわらず休業したなどとと嘘の申請をして、国の雇用調整助成金2202万円を不正に受け取った疑いが持たれています。
休業日数の水増しは少なくとも929日に上るとみられるということです。
警察は5人の認否について明らかにしていません。