佐賀市で軽乗用車を運転中に追突事故を起こし前の車に乗っていた40代の母親と未就学の娘に軽傷を負わせたにもかかわらずその場から逃走したとして73歳の無職の男が逮捕されました。男は「一切覚えていません」などと話し、容疑を否認しています。
ひき逃げと過失運転傷害の疑いで逮捕されたのは佐賀市木原に住む無職・亀川勉容疑者(73)です。
亀川容疑者は去年12月10日午後6時前、佐賀市水ヶ江で軽乗用車を運転中に追突事故を起こし、前の車に乗っていた40代の母親と未就学の娘に軽傷を負わせたにかかわらず、その場から逃走した疑いが持たれています。
追突された車を運転していた40代の母親が「ぶつかった後に相手に声をかけようとしたらそのまま行ってしまった」と警察に通報。
防犯カメラ映像を調べるなどの捜査の結果、亀川容疑者の関与が浮上したということです。
取り調べに対し、亀川容疑者は「事故を起こしたりひき逃げをしたことは一切覚えていません」と容疑を否認しています。