ストーカー規制法に基づく警告を受けたにもかかわらず、元交際相手の１７歳の少年に「いつでも待っているから連絡しておいで」などとメッセージを送信したり、少年が交際している女性に「ＤＶ気質だから気をつけて」などとメッセージを送信したりするつきまとい行為を反復して行ったとして２０歳のアルバイト（自称）の女が逮捕されました。
ストーカー規制法違反の疑いで逮捕されたのは筑紫野市二日市南のアルバイト（自称）・牟田雛子容疑者（２０）です。
牟田容疑者は元交際相手の専門学校生の少年（１７）への恋愛感情またはその感情が満たされなかった恨みを晴らす目的で
①１月２８日午後１１時ごろ、少年に対して「いつでも待ってるからいつでも連絡しておいで、って言ってるだけ」「だからいつでも連絡してね」などとＳＮＳでメッセージを送信して面会や交際などの義務のないことを要求した
②今月１日午前２時半ごろ、少年の現在の交際相手の女性に対して「バリバリＤＶ気質だから気をつけて！殴られるの好きだったらいいと思う！」などのメッセージを送り、少年の名誉を害することを本人が知り得る状態にした
とのつきまといなどを反復しストーカー行為をした疑いがもたれています。
警察によりますと、牟田容疑者は去年１２月に１７歳の少年との交際を解消しましたが、今年１月下旬に少年の自宅に押しかけるなどのつきまとい行為をしたため、ストーカー規制法に基づく警告を受けていました。
取り調べに対し、牟田容疑者は容疑を認めたうえで「相手を好きという感情が我慢できずにこのようなことをしてしまいました」などと供述しているということです。