3日午後、佐賀県武雄市の墓地で遺体で見つかった男性(61)の死因は、司法解剖の結果、急性薬物中毒であることが分かりました。
警察は、事件事故の両面で捜査を進めています。
3日午後6時過ぎ、佐賀県武雄市の墓地で親族の墓を訪れた男性から「屋外で父が冷たくなっている」と消防に通報がありました。
駆けつけた消防が、墓石の前で倒れている男性を発見し、男性はその場で死亡が確認されました。
亡くなったのは住居・職業不詳の高見賢児さん(61)です。
警察によりますと、4日に司法解剖を実施したところ、死亡原因が急性薬物中毒であることが分かりました。
高見さんに目立った外傷や争った形跡は無く、遺体の状態から死後数時間が経過しているということです。
警察は高見さんを発見した息子の男性(30代)に話を聞くなどして、事件事故の両面で捜査を進めています。