女性名義のSNSアカウントを使う何者かに「アニメを見て収益が出るシステムがある」など架空の儲け話をもちかけられた62歳の男性が、会員費や著作権料などの名目で現金約1500万円をだまし取られていたことがわかりました。
去年11月、福岡県行橋市に住む62歳の無職の男性が女性名義のSNSアカウントを使う何者かに「アニメ好きならアニメーションを見て収益が出るシステムがある」などと儲け話を持ち掛けられました。
男性は、何者かに案内されたアニメ制作会社をかたるホームページを見て儲け話を信用。その後、システム担当者を名乗る何者かに指示され、会員費や著作権名目で今年1月末までに十数回、合計約1500万円を振り込み、だまし取られたということです。
金融機関から警察に「顧客の口座の動きがおかしい」との通報があり、事件が発覚しました。
警察は・SNSで募集された副業・「誰でも簡単に稼げる」「~するだけ」などのうたい文句を使った儲け話・儲け話のはずなのに振り込みを求められるなどついて詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。