陸上自衛隊久留米駐屯地に勤務する21歳の自衛官が、遊興施設で客の財布から現金1万円を盗んだとして懲戒免職となりました。聞き取りに対し、「遊興費が欲しくてやりました」と話しているということです。
6日付けで懲戒免職となったのは、陸上自衛隊久留米駐屯地に所属する21歳の陸士長です。
久留米駐屯地によりますと、陸士長はおととし8月、久留米市内の遊興施設でほかの客が置き忘れた財布から現金1万円を盗みました。
被害者とは示談が成立していて、陸士長は聞き取りに対し、「遊興費が欲しくてやりました」と話しているということです。
久留米駐屯地は「国民の信頼を得るべき自衛官がこのような事案を起こし、誠に申し訳なく思う」とコメントしています。