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「やたら痛くて血が出た」無免許の助手に歯の治療をさせた疑い 71歳歯科医の男と48歳歯科助手の女を歯科医師法違反容疑で逮捕 福岡・岡垣町

RKB毎日放送 2025年2月11日 16時8分

福岡県岡垣町の歯科医院で歯科医師免許が無い48歳の歯科助手の女に歯を削るなどの治療行為をさせたとして71歳の歯科医師の男と歯科助手の女が逮捕されました。
警察が聞き取りをした患者の中には、「やたら痛くて血が出た」と話す人もいたということです。

歯科医師法違反の疑いで逮捕されたのは、岡垣町にある「くまがい歯科医院」の院長で歯科医師の熊谷堅容疑者(71)と歯科助手の武内利恵容疑者(48)です。

熊谷容疑者は、2022年2月から2024年12月にかけ歯科医師免許が無い歯科助手の武内容疑者と共謀して武内容疑者に歯を削る治療やレントゲンの撮影などをさせた疑いが持たれています。

警察によりますと、この歯科医院で働いていたのは院長の熊谷容疑者と武内容疑者の2人で、通院していた女性が歯科助手の武内容疑者が歯の治療をしていることに気づき警察に届け出たということです。

警察が聞き取りをした患者の中には、「やたら痛くて血が出た」と話す人もいたということです。

取り調べに対し、熊谷容疑者は「全く記憶にありません。歯を削ったり詰め物をする作業は全て私がやっていた」と容疑を否認。

武内容疑者は「レントゲン撮影はしたが埋める行為はしていない」と容疑の一部を否認しています。

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