顧客の貯金、2000万円あまりを横領するなどした元JAの職員の男に懲役4年の実刑判決です。
業務上横領と詐欺の罪に問われているのは、JAおちいまばりの元職員、白石祐樹被告(37)です。
判決によりますと白石被告は、JAおちいまばり・伯方支店に勤務していた2021年10月からおととし12月までの間、顧客の口座などから現金およそ2133万円を横領したり、騙し取ったりしたものです。
松山地裁で開かれたきょうの判決公判で渡邉一昭裁判官は「1年3か月足らずの間に7件の犯行をするなど常習的」とした上で、「ギャンブルによる借金の軍資金のための安易で身勝手な犯行で酌量の余地は全くない」などとして、懲役4年の実刑判決を言い渡しました。
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