高齢女性のキャッシュカードから現金50万円を不正に引き出し盗んだとして、逮捕された証券会社の職員がその後の調べで、同じ女性から同様の手口で現金400万円を盗んでいたとして、警察はこの職員を再逮捕しました。
窃盗の疑いで再逮捕されたのは、いよぎんホールディングスのグループ会社、四国アライアンス証券の職員、間嶋康裕容疑者（29）です。
警察によりますと、間嶋容疑者はおととし、面識のある90代の女性のキャッシュカードから現金50万円を不正に引き出して盗んだとして先月26日逮捕されました。
その後の調べで間嶋容疑者は、同じ女性のキャッシュカードを使って松山市内のATMなどから8回にわたり、あわせて現金400万円を不正に引き出し盗んでいたことが明らかになったとして、警察は間嶋容疑者を再逮捕したものです。
調べに対し、間嶋容疑者は「引き出したことは間違いないが、不正に入手したのではない」などと容疑を否認しているということです。警察は今後、犯行の動機などを詳しく調べる方針です。