後輩の隊員からおよそ280万円をだまし取ったとして、26歳の自衛隊員が懲戒処分です。
懲戒免職の処分を受けたのは、陸上自衛隊松山駐屯地に勤務する26歳と20代の男性隊員です。
このうち26歳の隊員は、去年11月から今年1月までにかけて複数の後輩に対し「借金返済のため金を貸してほしい」などと言い、およそ280万円をだまし取ったということです。
また20代の隊員は、26歳の隊員に貸す金を工面しようと「家族が病気になり急遽金が必要だ」などと言い、別の後輩隊員2人からあわせて現金60万円をだまし取ったということです。
20代の隊員の被害者が今年2月に上司に報告したことで発覚しました。
2人とも金をだまし取ったことを認めていて、26歳の隊員は「借金の返済と遊興費のためにやった」と話しているということです。
松山駐屯地は「今まで以上に隊員個々の服務指導を徹底し、再発防止に努めていきたい」とコメントしています。
この記事の動画はこちらから再生できます