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県内で軽トラ3万3000台分!海洋ごみの現状を知るセミナー開催

南海放送NEWS 2024年8月4日 17時2分

愛媛県の海洋ごみの現状を知ってもらうためのセミナーが松山市で開かれました。

きょう南海放送本町会館で開かれた愛媛県主催の「海洋ごみ対策セミナー」にはおよそ70人が参加しました。

セミナーでは初めに九州大学の清野聡子准教授が「県内海洋プラスチックごみの現状と海洋ごみ削減の意義」をテーマに講演しました。

講演で清野教授は、「海ゴミを回収するのも大事だが、発生させない取り組みが必要。生物多様性や自然保護などを思い出しながら、自分たちにとっての〝海”というものを考え直してほしい。」と述べていました。

続いて、愛媛県の担当者が、県内の海洋ゴミは軽トラック3万3000台分になり、継続した対策が必要と報告。また、海岸漂着物の回収に積極的に取り組む団体の活動が紹介されました。

参加した高校1年生は「ひとりひとりの行動でごみを減らして海洋に出るごみを減らしていきたい」と話すなど、参加した人たちは、海洋ゴミの現状と対策について理解を深めていました。

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