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新居浜市で一家3人を殺害 2審も無期懲役判決 高松高裁が被告の控訴棄却

南海放送NEWS 2024年8月22日 16時20分

2021年、愛媛県新居浜市で一家3人を殺害したとして殺人などの罪に問われている男の控訴審で、高松高裁はきょう、一審松山地裁の無期懲役の判決を支持し控訴を棄却しました。

住所不定・無職の河野智被告(56)は2021年10月、新居浜市で元同僚の岩田健一さんとその両親のあわせて3人をナイフで刺し殺害したとして、殺人などの罪に問われています。

一審では、河野被告の刑事責任能力が争点となり、松山地裁は去年12月、「自らの行動を選択する能力は完全に失われていなかった」として求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。

これに対し、河野被告は事実誤認があるなどとして控訴していました。

きょうの控訴審判決で、高松高裁の佐藤正信裁判長は「何の落ち度もない3人の命が奪われた事案で、刑事責任は極めて重大」などととして、一審の無期懲役の判決を支持し控訴を棄却しました。

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