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自民党総裁選 候補者9人が愛媛・松山で公開演説会

南海放送NEWS 2024年9月18日 18時23分

史上最多となる9人が立候補している自民党総裁選。きょう候補者全員が愛媛を訪れ、公開演説会が行われました。

記者:

「大きな拍手の中、候補者が出てきました」

松山市の県民文化会館に登場したのは、自民党の総裁選挙に立候補している9人です。

自民党は総裁選の期間中、全国各地で演説会や討論会を開催。県内外から集まったおよそ2200人の党員や支援者らを前に、各候補がまず演説の“枕”で語ったのは愛媛・松山との縁です。

小泉候補:

「本日、私が一番目を務めるのは、松山市と私の生まれ育った神奈川県の横須賀市が、観光友好都市という関係だからというわけではないと思いますが」

高市候補:

「愛媛県民の皆様はご承知かと思いますが、私の体と心の半分は愛媛県民でございます」

河野候補:

「河野という苗字で家紋に“三”という数字が入っていると、大体昔の河野水軍の末裔なんだ、そう聞いたことがあります。我が家も家紋が丸に三つ引き、昔親父(河野洋平氏)に、うちは大三島の出身なんだと聞いたことがあります」

続いて地域産業の振興や経済活性化、安全保障などより具体的な政策を語り支持を訴えました。

石破候補:

「我々は日本を守るためにあらゆる施策を講じていかねばなりません。では法律は十分なんですか?領土を侵犯され領海を侵犯され領空を侵犯され。それに警察権で対応していいと私は全く思わない。自衛権で対応しないでどうする」

小泉候補

「処理水の放出以降、中国が日本の海産物の輸入を停止をして、その打撃を受けている一つが、この愛媛県の水産業です。私が総理になったら、この処理水に伴う風評被害にも決着をつけて、水産業の皆さんが、これから港町が、さらに元気がつくようにやっていきたい」

茂木候補:

「地域でしっかりと産業を興し、雇用も作り、そのクラスターを作り、それによって若い人たちが地方から出ていかない。日本列島の再改造、そして東京一極集中の是正策を進めていきたいと思っております」

高市候補:

「総合的な国力とはなんぞやって言いますと、これは外交力であり、防衛力であり、経済力であり、技術力であり、情報力であり、全てに共通するのが人材力です。この6つの力を本気で強くしようと思ったら、条件があります。それは経済成長です」

県内の自民党総裁選の有権者数は、党員・党友あわせておよそ2万人。今月27日に国会議員票と全国の党員票が開票され、新しい総裁が誕生します。

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