南極で日本のお正月を。今年も南極観測船に宇和島から門松が贈られます。
愛媛県宇和島市の和霊神社ではきょう、地元の青年会議所のメンバーが作った門松が運び込まれ、青年会議所と自衛隊の関係者が、南極観測船「しらせ」の航海の安全を祈願しました。
南極観測船への門松の贈呈は、南極でも日本のお正月を感じてもらおうと、かつて南極観測船「ふじ」の艦長を務めた森田衛さんが宇和島市の出身だったことから始まりました。
今年は贈呈50回目を記念して、門松に来年の干支ヘビをデザインした瓦や「しらせ」の模型が取り付けられています。
宇和島青年会議所 小島豊樹理事長:
「これからも先輩から受け継いできたこの南極門松事業を後世に続くように、多くの市民のみなさんに『しらせ』や南極観測について広く知ってもらいたい」
南極観測船「しらせ」は門松を積み込み、来月下旬に東京から南極に向けて出港します。
この記事の動画はこちらから再生できます