“世界有数の海事都市”の名に相応しいまちづくりに役立ててもらおうと、造船や海運各社が愛媛県今治市に寄付金を贈りました。
今治市役所で行われた贈呈式では、今治造船と今治市の海運会社3社から徳永繁樹市長に寄付金あわせて20億円の目録が手渡されました。
今治市では、国際海事展「バリシップ」が2年に1度開催されていて、回を重ねるごとに規模が拡大していることから展示場の収容能力などが課題となっています。
寄付金を贈った4社は、国際会議や大規模な展示会が開催できるMICE機能を持った施設の整備などを進めるための基金の創設を今治市に求めています。
今治造船 檜垣幸人社長:
「奥さまはどこかで観光する、旦那さんは会議に出る。そういうのが海外では当たり前」
徳永市長は「視野の広い経営者の意見を聞き、市民の納得と共感を得てまちづくりを進めていきたい」と話していました。
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