けさは県内各地で今シーズン一番の冷え込みとなりました。気温は低くなったものの、あったか料理に欠かせない野菜は高騰が続いています。
けさの松山市内。松山は最低気温が8.6℃と、きのうより2.5℃低く、今シーズン一番の冷え込みとなりました。
最低気温は11月中旬並みではありますが、季節外れの暖かさが続いていたこともあり、突然の冷え込みに…
グラウンドゴルフ中:
「きょう初めてジャンパー着たんですよ」
この寒さに、皆さんが恋しくなるのが…?
夫:「おでんですよねやっぱし」
妻:「今晩は水炊きです」
女性:
「なべ焼きうどん!お鍋がいいですね」
あったか~い食べ物ですが、こんな声も。
女性:
「お野菜が高いからね。キャベツが300円、400円なんかいってね、高いでしょう今」
石手川近くのスーパーに行ってみると。
末広マート 近藤勝店長:
「こういった葉物関係はずっと少なかったんです。その分価格もしっかりしてるというか、県外のものがどうしても中心になってたので、ここ数日でちょっと県内のものが出始めたかなと」
こちらの店では、白菜や水菜など鍋料理などに欠かせない「葉物野菜」の値段が、例年の同じ時期と比べて2割ほど高くなっているといいます。
きのうまでの1週間に、松山市中央卸売市場で取引された白菜や白ネギの卸売価格を去年の同じ時期と比べてみると平均で、白菜は333円白ネギは612円高くなっていました。
夏から秋にかけての暑さや天候不順で苗が育たず、例年この時期には出回っているはずの、県内や近隣県からの出荷量が少ないことが影響しているそうです。
野菜の高騰が続く中、こちらのお店では鍋野菜を数種類入れたカット野菜のセットや、小ぶりな野菜を集めたセットを作って、少しでも手頃に購入できるよう工夫していました。
近藤店長:
「どこかでしっかりと物量が出てくるところがあるので、そういう時にはうまく使っていただいて、ちょっとほっこりする場になればいいなと思って、ポップや店内の声かけとかそういったところで心がけてはいます。そういうのもあったかさにつながるんじゃないかと思って」
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