広島県福山市沖で潜水器を使って340キロ余りのナマコなどを密漁したとして、今治市の漁業者4人が漁業法違反などの疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは、今治市宮窪町の漁業者の男4人です。
今治海上保安部によりますと4人は、今年の3月31日の夜、漁業権のない広島県福山市沖でナマコなどあわせて340キロあまりを密漁した疑いが持たれています。密漁したナマコなどはおよそ34万円で売られていました。
密漁は潜水器を使って行われていましたが、ナマコなどを捕っていたのは潜水士免許を持っていない男だったということです。
今治海上保安部は家宅捜索などを行って容疑を固め、きょう、4人を漁業法違反などの疑いで松山地検今治支部に書類送検しました。
4人は容疑を認めているということです。