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「二つ玉低気圧」で今夜遅くにかけ突風や急な強い雨に注意 あすから寒気流れ込む

南海放送NEWS 2024年11月26日 15時14分

きょうの愛媛県は低気圧を伴った前線の影響で、大気の状態が非常に不安定になっています。気象台は今夜遅くにかけて突風や急な強い雨に注意するよう呼びかけています。

きょうは日本海と四国の南に2つの低気圧を伴う前線があって、県内は大気の状態が非常に不安定になりました。

この2つの低気圧を「二つ玉低気圧」といって冬から春にかけて発生します。

この低気圧に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込むので、前線や低気圧が通過するまでは気温が上がるのが特徴です。

特にきょうは南予を中心に気温が上がって、最高気温が宇和島では夏日となる25℃、大洲では22.5℃を観測しました。

きのうと比べると5℃以上気温が高くなって、10月中旬から下旬並みで季節が1か月近く逆戻りした所もありました。

一方、風も強まりました。伊方町瀬戸では午前10時29分に南の風最大瞬間風速31mの暴風が吹き、11月の観測史上最大を記録しました。

この二つ玉低気圧は動きが早いのも特徴です。今夜からあす朝には東に抜けて冬型の気圧配置に変わり、上空には次第に寒気が流れ込みます。

強い寒気の影響で、県内はあさってから冷え込みそうです。体調管理にご注意ください。

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