今シーズンの真珠の出来栄えを競う品評会が宇和島市で開かれました。
愛媛県浜揚真珠品評会は、出荷がピークとなる冬場を前に毎年この時期に開かれています。
会場には175軒の養殖業者が浜揚げした真珠が展示され、審査の結果、宇和島市蒋渕の赤松規さん(55)の真珠が最高位にあたる農林水産大臣賞に輝きました。
農林水産大臣賞 赤松規さん:
「これからもまたいい珠が少しでもできるように色々と勉強していきたい」
県などによりますと、夏場の高水温でアコヤ貝のエサとなるプランクトンが減り、一部で傷が見られるものの選別された真珠は照り、そして巻きともに良い品質だということです。
真珠の価格を決める入札会は、全国のトップをきって、来年1月10日に始まります。
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