松山市の県道で、横断歩道を渡っていた小学生の男の子を車ではね、けがをさせたにも関わらずその場から逃げたとして、警察は20歳の男を逮捕しました。
ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは松山市南斉院町の自称・塗装工、神谷琉星容疑者(20)です。
警察によりますと神谷容疑者は今年6月、松山市内宮町の交差点で、横断歩道を渡っていた下校中の小学4年生の男の子を普通乗用車ではね、現場から立ち去った疑いが持たれています。
男の子は左足を打撲するなど全治10日間のけがをしました。
調べに対し、神谷容疑者は「道路を渡っていた歩行者とぶつかる事故を起こし、救急や警察に連絡せずにその場から立ち去ったことは間違いありません」とおおむね容疑を認めています。
また、現場は信号機のある横断歩道上で、神谷容疑者は当時、赤信号を見落としてそのまま走行したという趣旨の供述もしているということです。