7月に松山城の城山で発生した土砂崩れで復旧工事が来月始まるのを前に、きのう、愛媛県と松山市が土砂崩れ後初めての「住民説明会」を開きました。
昨夜、県中予地方局で開かれた住民説明会には緑町1丁目に住む56人が出席しました。
土砂崩れ以降、行政による住民説明会は初めてで、会では県と市の担当者が、来月始まる復旧工事について、県が土砂崩れで壊れた山裾の擁壁や落石防護柵を設置し、市が、崩れた斜面の対策工事を行うなど工事内容を説明しました。
住民からは、「騒音や振動に気を付けてほしい」「景観を損ねない仕上がりにしてほしい」などの意見が出ました。
また、「緊急車両用道路」との因果関係については、「設計などが妥当であったかを詳しく調査してほしい」との声や、「はっきりとした原因が分かっていない中での工事は安全なのか」などの意見が相次ぎました。
県と市は、復旧工事について再来年5月末の完了を目指しています。
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