被災者に元気とビタミンを届けます。能登半島地震の発生からまもなく1年となるのを前に、愛媛県宇和島市から被災地に温州ミカンが発送されました。
きょう宇和島市では能登半島に送る温州ミカン、およそ1トンがトラックに積み込まれました。
ミカンは、現地で活動するNPO法人の関係者から「被災者が元気になれる物資を受け付けている」という情報を聞き、市の社会福祉協議会と宇和島NPOセンターが、市内の農家やJAに寄付を募って集めました。
ミカンには「必ず春は来ます」など、応援メッセージも添えられています。
宇和島市社会福祉協議会 奥野佳代係長:
「みなさんの思いと優しさと、ビタミンがたくさん詰まったミカンを能登にいっぱい運んできます。 行ってきます」
奥野係長:
「今から寒くなって風邪も流行ってくるので、ビタミンをたっぷりとって、できれば暖かい部屋でゆっくりニッコリ過ごしてもらいたい」
ミカンはあす以降、石川県の珠洲市や輪島市へ届けられ、派遣されたメンバーは楽器演奏などの被災者支援にも携わる予定です。
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