来年、坂の上の雲ミュージアムにオープン予定の子ども向けの図書室「こども本の森 松山」。
愛媛県松山市は運営費などを集めるクラウドファンディングできょう、目標額の400万円を達成しました。
松山市の坂の上の雲ミュージアムでは、来年7月にオープン予定の子ども向け図書室「こども本の森 松山」の建設が進められています。
この図書室は「未来を担う子どもたちに本に親しんでもらいたい」と、建築家の安藤忠雄さんが設計・建築費などを負担して市に寄附するもので、絵本や児童文学など最大5000冊が並ぶ予定です。
本の購入や運営費用にあたっては資金が必要となり、松山市はことし10月からふるさと納税型クラウドファンディングを行っていましたが、きょう、目標額の400万円に到達したということです。
目標達成を受け、坂の上の雲ミュージアムの伊藤彰規館長は「沢山の人が支援していただいているので、思いを形にできるよう頑張っていきたい。子どもたちが自分の未来を見つけられる場所になれば」と期待を込めていました。
クラウドファンディングは、今月31日まで受け付けられています。