松山空港国際線の今年度の利用者数について、愛媛県は過去最多を大幅に更新する29万人に達する見込みだと明らかにしました。
きょうの定例記者会見で松山空港国際線の利用状況について問われた中村知事は、先月の搭乗率はすべての路線で8割から9割を維持し、順調に推移しているとしました。
また今年度の国際線の利用者数は、過去最多だった昨年度の13万6000人を大幅に上回り、29万人に達する見込みだと明らかにしました。
一方、中国東方航空が運航している松山-上海線は、コロナをきっかけに現在も運休状態が続いています。
中村知事は、ビザの免除や簡略化などの議論が日中両国で進められている状況を受け、上海線再開に向けて「交渉を進めるスピードを上げていく段階に入った」としています。