県内のインフルエンザの患者報告数が県全体で今シーズン初めて、警報の基準を超えました。
県がきょう発表した速報値では、先週月曜日からの1週間に県内の定点医療機関から報告があったインフルエンザの患者数が、1定点当たり52.68人と、警報基準の30人を上回りました。
県全体が警報レベルになるのは今シーズン初めてです。
保健所別では、西条が前の週から44.7人増えた73.9人と最も多く、次いで、松山市が27.93人増えた60.06人となっています。
この他、県内すべての保健所管内で警報の基準を上回っています。
県は、乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層で感染者が急増しているとして、咳エチケットやこまめな手洗い、定期的な換気などの感染対策の徹底とあわせて、インフルエンザワクチンの早めの接種を呼びかけています。