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あわせて633回…勤務時間中にスポーツジム通い 松山市の50代男性職員を懲戒免職

南海放送NEWS 2024年12月27日 17時20分

勤務時間中に頻繁にスポーツジムに通っていたとして、愛媛県松山市の50代の職員が懲戒免職処分を受けました。

きょう付けで懲戒免職処分を受けたのは松山市 開発建築部に所属し、総合公園の作業主任だった55歳の男性職員です。

松山市によりますと、この職員は総合公園の分室で勤務した2021年4月から今年にかけてあわせて633回、勤務時間中に無断で市内のスポーツジムに通っていたということです。

今年8月末に匿名の情報提供を受けて市が内定調査を行い、先月、行為が認められたということです。

職員は、市の聞き取りに対し「腕がしびれる症状があり、スポーツジムでストレッチして 温泉に入ると症状がやわらぐので通ってしまった。市民の方に申し訳ないことをした」と話しているということです。

離脱した時間は、あわせて658時間で、給与にしておよそ176万8000円分に上り、離脱中の給与は男性職員が全額返還するということです。

男性職員は普段、公園内の除草や掃除など1人で作業することが多かったということで、市は再発防止のため、どこで誰が作業をしているか把握できるように、職員の所在をホワイトボードに記載する、これまで月1回だった課長への日誌報告を毎日実施するとしています。

野志市長は、「無断で職場離脱を繰り返していたことは誠に遺憾。改めて服務規律の徹底と再発防止に取り組んでいく」とコメントしています。

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