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酒酔い運転で追突事故…松山市職員(61)を現行犯逮捕 「そんなに残っていないと思っていた」

南海放送NEWS 2025年1月18日 19時25分

きょう午後、酒に酔った状態で車を運転し事故を起こしたとして松山市の職員が酒酔い運転の疑いで警察に現行犯逮捕されました。

酒酔い運転の疑いで現行犯逮捕されたのは、松山市健康づくり推進課の職員、黒川直樹容疑者(61)です。

警察によりますと、黒川容疑者はきょう午後2時40分頃、松山市古川北3丁目のスーパーの駐車場で酒に酔った状態で普通乗用車を運転し軽自動車に後ろから追突しました。

軽自動車を運転していた市内の37歳の男性は腹や首の痛みを訴えているということです。

追突された男性から「相手の運転手がフラフラしており、酒を飲んでいるかもしれない」などと通報を受け、警察が現場に駆け付けたところ呼気1リットルあたり0.65ミリグラムのアルコールが検出されたため現行犯逮捕しました。

警察の調べに対し、黒川容疑者は「アルコールの数値が出ているので結果的に間違いはないが、酒はそんなに残っていないと思っていた」と容疑を一部否認しているということです。

警察は引き続き、飲酒の状況や事故の原因を調べる方針です。

職員の逮捕を受け、松山市は今夜会見を開き、健康医療部の篠森紀子部長が「大変申し訳ございませんでした」と謝罪しました。

市によりますと、黒川容疑者は去年4月から再任用職員として保健所に週3日勤務し、

地域での運動指導などを行っていて、勤務態度に問題は無かったということです。

野志克仁市長は、「誠に遺憾であり、お詫び申し上げる。公私ともに公務員であることを自覚し、コンプライアンスの徹底と再発防止に取り組む」とコメントしています。

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