宇和島市に春の訪れを告げる伝統のシロウオ漁が行われています。
宇和島市津島町を流れる岩松川では、川岸から小船で網を張る昔ながらの漁法でシロウオ漁が行われています。
今月11日に漁を始めたという松浦和也さん(53)と母の紀江さんも、冷たい川に入って網を手繰り寄せていました。
シロウオは体長4センチほどの魚で、毎年 春先に、産卵のため海から川に上ってきます。水揚げされた網には、透き通ったあめ色のシロウオが入っていました。
松浦和也さん:
「ホッとしますね。数匹でも姿を見せてくれると、これからかなと。できるだけみなさんに食べてもらえるように頑張りたいと思います」
シロウオは市内の料理店などに販売される他、今月26日の地元のイベントでお吸い物などの食材としても提供されるということです。
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