伝統工芸品などの担い手が手掛けた商品を顕彰する「21世紀えひめの伝統工芸大賞」の表彰式が行われました。
「21世紀えひめの伝統工芸大賞」は、砥部焼や菊間瓦など県内の伝統工芸品などの知名度向上や販路拡大を目的に県などが毎年開いています。
今回、大賞に輝いたのは、砥部焼作家の竹西予州さんが手掛けた作品、瑠璃金彩鉢『モーゼ』です。
“ヨシュアブルー”と呼ばれる独特の深い青色の鉢に、書の技法で凹凸をつけ、その部分を金で色付けすることで、モーゼが十戒を授かった時の轟や荘厳さを表現しています。
ヨシュア工房 竹西予州さん:
「このまま続けていっていいのか、 この作風でいいのかっていつも悩んでるところがあるんですね。そういうところにすごく背中を押してくれるというか、非常に励みになります」
入賞作品は来月17日から1か月、東京で展示される予定です。