2月9日に開催の第62回愛媛マラソン。大会に臨む市民ランナーや注目のランナーなどのみどころを紹介します。初回は人類初の大記録がかかる、愛媛の鉄人ランナーが登場です!
愛媛ランニングアカデミー 古泉 辰男さん(60):
「60歳以上で2時間30分を切った人が存在しないので、世界で最初に2時間半を切った人になりたい」
松山市出身の古泉 辰男さん。愛媛マラソンにはこれまで20回以上出場。マラソンの年代別日本記録を更新できる実力を持つ“還暦ランナー”が、今回挑むのは…
古泉さん:
「日本記録を上回るタイムを出してみても何か物足りない。やっぱり上には世界記録があるので」
60歳のマラソン世界記録、2時間36分30秒の更新、そして人類初、60歳での2時間30分切りです。コーチを務めるアカデミーで、小中学生の先頭に立って颯爽とした走りを見せる古泉さん。日中もさぞ走りこんでいるかと思いきや…
記者:
「普段のウェアとはまた違って…」
古泉さん:
「これが日中のスタイルで」
道路の舗装や保守点検などを行う会社の代表として、現場でバリバリ働く古泉さん。
「業務の時間帯はほぼ立っている状態になるので、背筋の強化にもなるし、作業によっては力仕事もある。走っていない時間の方が多いので、そこをいかに走りに私生活をつなげていくか(意識している)」
どんなときでもストイックに“走り”を磨く、還暦ランナー!
「まだ体の中で進化できる部分はあると思う。60歳になったら自分の人生の方向性っていうのは狭まるのかなと思っていたんですけど、逆に60歳になって広がっていってるのかなという感じがします」
まだまだ進化の途中。2月9日、世界初の大記録が愛媛で生まれるかもしれません!
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