大洲市で蔵が全焼 焼け跡から1人の遺体 所有者の男性と連絡取れず

きょう午後、大洲市で蔵が全焼する火事があり、焼け跡から1人の遺体が見つかりました。現在、この蔵を所有する50歳の男性と連絡が取れておらず、警察が身元の確認を進めています。

火事があったのは大洲市平野町野田の井上喜文さん（50）が所有する木造2階建ての蔵です。

きょう午後1時45分頃、「蔵から煙が出ている」などの通報が、目撃者から消防に相次ぎました。

少なくとも消防車両10台が駆け付け消火にあたった結果、火はおよそ2時間半後に消し止められましたが、火元の蔵およそ35平方メートルが全焼しました。

警察と消防によりますと、蔵の焼け跡から1人の遺体が見つかったということです。

火事のあと蔵を所有する井上さんと連絡が取れておらず、警察は身元の確認を急ぐとともに火事の原因を調べています。